11/29(火)月島区民センターにて「第三回ひともどうぶつも一緒なの?災害が起こった際の生活を考えてみよう~医療的・衛生的側面から~」を開催しました。
総勢25名の参加者様にお集まり頂きました。とりわけ月末の平日夜はお仕事で慌ただしく、ギリギリ会場に駆け込まれる方もちらほら。
主催者として、日時の設定は今後の課題の一つではありますが、そんな状況でも地域の動物に関わる問題に関心を寄せ、全3回の講座を全て受講された方々が多くいらっしゃいました。この場を借りて改めてお礼を申し上げます。
第三回目は現役の獣医師の先生2名を講師としてお招きしました。
フーレップ動物病院井上龍太院長先生は、犬の話を中心に中央区の避難拠点の現状を交えながら、
動物との避難生活、犬のための避難備蓄品など、犬の飼い主としてできることをお話を頂きました。
東京猫医療センター服部幸院長先生からは、「猫と震災~今から備えられるもの~」として災害に備えてご自宅でできる転倒防止や脱走対策、マイクロチップと首輪のメリット・デメリット等をお話を頂きました。
両先生に共通するのは、自宅避難でも避難所避難であっても、ペットの世話は飼い主自身で行うものであること。
行政や他者からの支援を期待するのではなく、大切なペットの命を守れるのは飼い主しかいないため、飼い主の責任で防災に備えるということです。
事後アンケートには「今日から防災グッズを用意しようと思います」「家に帰り、家族と話し合います」との記載があり、参加者の皆さまの心に先生方の想いがきちんと届いたようです。
これを以って、今年度のコミュニティカフェ事業は終了致します。
参加者の皆さまから頂いたアンケートは来年度の活動に向けて、有効に活用させていただきます。来年、どこかの会場で皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願い致します。